<雑記帳>「蚕飼育キット」発売…家庭で繭作り観察を 京都(毎日新聞)
低迷する養蚕業や絹織物業界の復興につながればと、14代続く西陣織の老舗「塩野屋」(京都市上京区)が、家庭で繭作りを観察できる「蚕飼育キット」を発売した。
蚕の卵10個と育て方の説明書のほか、餌として京都府福知山市産の桑の葉200グラムをセットにした。送料込み2000円。桑は育ち具合に応じ、有料で追加注文もできる。
蚕はふ化後約1カ月で「都浅黄(みやこあさぎ)」と呼ばれる薄黄色の繭を作る。「夏の自由研究にぴったり。繭と一緒に好奇心も膨らむはず」と同店(075・461・1995)。【成田有佳】
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インタビュー:アジア初の個展、フリードリッヒ・クナス(Business Media 誠)
東京・元麻布にあるカイカイキキギャラリーで、ロサンゼルスで活躍中の現代アーティストのフリードリッヒ・クナス氏の個展「I used to be darker, but then I got lighter, and then I got dark again」(過去には暗く、光は差したが、再び今は闇の中)が開催中だ。
【拡大写真や他の紹介写真を含む記事】
タイトルにもあるとおり、彼の作品の中にはさまざまな感情が揺れ動いている。初日にはクナス氏も来日し、ギャラリー内で作品解説を行った。スーツ姿で現れたダンディなクナス氏。手には数本のスプレーを持って、絵にプシュプシュと何かを振りかけていた。
ここで絵の手直し? と思い近寄ってみたら、持っていたのは香水瓶。甘い香りがギャラリー中に漂っている。まずは、その匂いの理由をクナス氏に尋ねてみた。
「見えない立体を作っているんです。匂いっていうのは、見えないスカルプチャー。それは記憶の彫刻のようなものです。作品ひとつひとつにすべてアイデンティティがあるから、それによって匂いを変えている。いまは、自分の香水を作っているからその実験でもある」
そして、アジア初となる展覧会の経緯を尋ねると、
「ムラカミから最初に個展の話を聞いたのは、マイアミのアートバーゼルでだった。僕の作品を見てくれていて会いたいとコンタクトがあってね。最初は不思議な気分だったんだ。特に理由はないんだけど、ムラカミと僕の作品はなんか対極にあるような気がしていた。だって彼は完璧主義だろ? でも話してみたら同じ言葉を持つ人間だって分かったんだ。それで個展が決まった」
展覧会は2つの空間に分けられる。ギャラリー内の畳が敷いてある空間と、ホワイトキューブの空間。クナス氏はここにまったく異なる2つの世界をつくり出した。
「自分たちが生きている毎日の生活には、常に2つの感情が同居している。それはhappyとsadとか、nature(自然)とart(人工)とか、光と闇、喜びと哀、西と東、白と黒……。考えてみたら対極にあるような物事が常に葛藤している。この2つの感情は非常に遠いところにあるように見えて、実は紙一重だったりもする。今回は、展覧会自体にもそういった対立する感情を同居させようと思った。右側の空間は、多くが腹の底から感情を揺り動かされた体験、つまり興奮が高まった夢見るような心持ちを基にして生まれた作品。左側の空間には、どちらかというと西欧的で理知的なコンセプチャル作品を展示した」
ギャラリー自体がクナス氏の脳の中のような構成になっているらしい。では、右脳サイドから見ていくことにしよう。彼の感情を司る空間である。
壁一面に広がる大きなキャンバスに描かれた作品「At the crossroad with myself(岐路の僕)」だ。長さは499.4センチあり、夕暮れ時の水平線のような美しい色合いに満ちたキャンバスに、物語の断片のようなシーンがいくつも描かれている。
「ここの部屋の作品は、どれもそうなんだけど説明しようがないんだ(笑)。まずは、そのままを見てもらえればいい。これを描いているときは、自分がアンプのようになっていろいろなところから接続されたものをどんどん吐きだしている。この色合いは、熱に浮かされているときのような状態。さっきも話をしたけど、物事というのは、昼と夜という相反する要素が同居しているんだけど、そこには境界が存在しない。昼から夜にかけての中間みたいな不安定なところ、それがアートなんだと思う」
この絵の中には、海の上を走るボトルシップ、空に浮かぶ照明、靴が描かれているが離れてみるとそれが地図に見えるだまし絵のような断片、まるで新聞の風刺画のような、1コマ漫画のような親しみ易いドローイングが何片も綴られている。これらひとつひとつには大きな意味はないとクナス氏はいうが、どこか話が繋がっているようにも見えてしまう不思議な力を持っている。この絵の中に流れる時間は、非常に短いようにも思えるが、これが1人の男の一生だ、といわれればそのようにも見えてくる。絵の前に立つと、時間の感覚も狂わされ、イメージの渾沌の世界へと投げ出されてしまう。
この空間には、いわば自動手記のようなスタイルで描かれたクナス氏の感情と哲学が混在している。描かれたドローイングは、シュールなスタイルを取りながらも親しみやすい印象を受ける。難解で理解不能なのではなく、複数の解釈をもたらしてくれるのだ。
「漫画がすごく好きかというとそうでもない。毎日の中で出てくる複雑な感情を表現する方法として、漫画というのはすごく使いやすいツールだと思っている。漫画というのは1コマの中に悲劇と喜劇が存在し、笑いを含めたペーソスを表現できるんだ」とクナス氏。
もう一方の部屋では、比較的コンセプチャルな作品が多いのだという。いわば、左脳の空間になるのだろうか。
「手前の映像では、夕焼けの中を鳥が飛んでいる。その鳥たちはどんどん太陽の中に吸い込まれていってしまうんだ。これもひとつのスラップスティックだね。そんな笑いをこういうロマンティックな映像の中に潜ませている。そして、手前にカラーの映像があって、その背後にはモノクロームの絵があって夜を表している、それもコントラストになっているんだ」
ひとつの作品の中だけではなく、いくつもの作品が共鳴し、空間全体の中でも作品同士の対比を意識した構成をしている。逆側の壁を見てみると、今度は映像が白黒で背後の絵には色があふれている。
そしてギャラリー中央に設置されていたのがこの作品だ。
これはいわば、自画像を皮肉ったようなものだとクナス氏はいう。身体は半分が白、半分が黒に塗られており、黒い方の足には足かせが、白い方の足は虹色のデッキシューズを履いている。手に持っているのは割れたお面。季節は夏なのか秋なのか、とにかくいろいろな要素が混在している。しまいには、床には何かのラインが刻まれており、辿っていくとノコギリが。この人はどこへ落ちていくのだろうか。
大きな希望を持ったかと思えば落胆し、大笑いした後にふと哀しい気持ちになったり、女心となんとやらとはよくいったものだが、だいたいの人の心なんて変わりやすいもので常にカオスに満ちあふれており、コロコロと忙しいものだ。そんな当たり前のことに気付かされた展覧会であった。
しかも、これらの作品はほとんどが本展のために数カ月のうちに作られたというのだから、そのエネルギーにも圧倒される。ご本人も非常にパワフルな人であった。
「いわゆる感情的な作品とコンセプチャルな作品というのは、常に自分の心の極をなすもので、どっちかだけをやっていると絶対に飽きてしまう。だから常に天秤に乗っているんだ」
●フリードリッヒ・クナス個展
I used to be darker But then I got lighter And then I got dark again
Kaikai Kiki Gallery
東京都港区元麻布2-3-30 元麻布クレストビルB1F
開催中〜6月12日(土)
open.火〜土 11:00〜19:00、日月休
【上條桂子,エキサイトイズム】
Copyright (C) 1997-2010 Excite Japan Co.,Ltd. All Rights Reserved.
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鳩山首相「社民党には連立の中で頑張ってもらう」(読売新聞)
鳩山首相は23日夕、社民党の福島党首が沖縄県の米軍普天間飛行場を名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ付近に移設する方針に反対していることについて、「(社民党には)連立政権の中でこれからも頑張っていただけるよう協力を求めていく」と述べた。
那覇市内で記者団の質問に答えた。
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<福岡エムケイ>初乗り500円当面認める 地裁決定(毎日新聞)
低運賃で福岡都市圏で営業するタクシー会社、福岡エムケイ(福岡市)が初乗り運賃500円の継続を求めた申し立てで福岡地裁(増田隆久裁判長)は12日、当面の間はこれを認める決定を出した。新規参入した地域の下限割れ運賃の認可をめぐる仮処分申請で、タクシー業者の主張を認める決定は初めて。
地裁は「事業者が弾力的な運賃を設定することを著しく困難にする(九州運輸局の)審査は法の趣旨に反する」などとしている。初乗り500円を認める期間は今年9月24日までか、同地裁で係争中の訴訟の判決が出るまでの間とした。同社の青木義明社長は「この決定はありがたい」と語った。運輸局は「関係機関と調整して対応する」という。【綿貫洋】
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鉄道にハマるお母さん達 「ママ鉄」急増中の背景(J-CASTニュース)
鉄道ファンといえば男性、とはいえない時代がやってきている。鉄道にハマってしまうお母さん達が4、5年前から増え、「ママ鉄」と呼ばれている。
「ママ鉄」同士のコミュニケーションも盛んで、ネットのコミュニティーでは鉄道イベントやグッズ購入、電車がよく見えるスポットなどの情報交換が行われている。
男性の鉄道ファンは「鉄ちゃん」、女性ファンを「鉄子」と呼ぶ。そして最近では、母親は「ママ鉄」、子供、主に男児の鉄道ファンは「子鉄」といった新語も生まれている。写真機材はプロ級のモノを携え全国を回り、日本の鉄道全線や車両を制覇するといったマニアとは違い、「ママ鉄」は子供が成長するまでの「期間限定」ファンであることが多いという。
■「子供の歯に駅の名前を付けている」
「ママ鉄」はなぜ生まれたのか。豊田巧さんの著書「鉄子のDNA」にこんな分析が載っている。
最近の母親は子供の趣味に付き合うことが多い。例えば、子供がサッカーにはまれば、母親も子供の趣味に合わせる。それと同じように子供が鉄道に興味を持つと自然に鉄道が好きになっていく。「ママ鉄」は20代後半から30代半ばが中心。国内旅行ブームを体験したことが、「鉄」になるハードルを下げているという。
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■子供が鉄道に飽きると同時に「ママ鉄」も卒業
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「母親と息子が2人でイベントに行ったり、電車に乗ったり、撮影に行ったりしています。イベント会場などを見ると、父親と息子に比べ、母親と息子で来ている例が5倍にもなっています」
と武井さんは打ち明ける。ファミリーで鉄道イベントに出かける場合もあるが、母親と息子というカップルが圧倒的だ。
今後も「ママ鉄」は増えていくのかーー。武井さんは目立って増えていくことはないと予想する。
「2歳から小学校3、4年生くらいまでは鉄道が好きですが、やがては飽きてしまいます。だから子供と一緒に楽しんでいたお母さんも『卒業』というパターンが多いんです」
もちろん子供がリタイアしても「鉄子」として残る「ママ鉄」はいるが、それほどは多くない、というのが武井さんの見方だ。
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